(公財)日本スポーツ協会(JSPO:Japan Sport Association)の公認スポーツ指導者とは、スポーツの価値やスポーツの未来への責任を自覚し、プレーヤーズセンタードの考え方のもとに暴力やハラスメントなどあらゆる反倫理的行為を排除し、常に自らも学び続けながらプレーヤーの成長を支援することを通して、豊かなスポーツ文化の創造やスポーツの社会的価値を高めることに貢献することができる指導者です。
公認スポーツ指導者資格の講習は、「共通科目」と「専門科目」から構成されており、両方の講習を受講し、試験に合格しなければなりません。
本来であれば日本スポーツ協会が開催する講習会に参加し、試験に合格しなければなりません。しかし、本学が指定する科目を修得すると講習会に参加した場合と同等の扱いとなり、その後、日本スポーツ協会の試験に合格すれば「共通科目」あるいは「専門科目」修了となります。(対象となる科目は、後述の表を参照)
資格の種類によって、必要となる「共通科目」が異なります。福島大学では「共通Ⅰ」「共通Ⅱ」「共通Ⅲ」と呼ばれる共通科目に対応しています。これらの共通科目に対応する指導者資格は下記の通りです。(詳細は日本スポーツ協会HPを参照)
「ジュニアスポーツ指導員」と「スポーツプログラマー」については、「専門科目」についても所定の手続きを経ることでの講習免除が承認されます。さらに検定試験に合格すれば専門科目修了となります。
「専門科目講習免除」単独の申請はできません。必ず「共通科目」とセットでの申請となります。「ジュニアスポーツ指導員(専門科目)」を申請する場合は「共通Ⅰ」、「スポーツプログラマー(専門科目)」を申請する場合は「共通Ⅱ」の修了試験合格が必須条件となります。
「共通Ⅰ」「共通Ⅱ」「共通Ⅲ」それぞれの修了試験受験および「ジュニアスポーツ指導員(専門科目)」「スポーツプログラマー(専門科目)」の講習免除資格申請のためには、下表に従って必要な科目を修得しなければなりません。
この制度等に関するガイダンスの日程等については掲示等でお知らせします。
※1 「共通Ⅱ」を修了した場合「共通Ⅰ」を含む。「共通Ⅲ」を修了した場合「共通Ⅱ」を含む。
※2 「共通Ⅱ」の修了試験を受験するためには、Ⅱ−①〜④のいずれかを満たすこと。
※3 「共通Ⅲ」の修了試験を受験するためには、Ⅲ-①〜③のいずれかを満たすこと。
※4 教育実習の実習先は小学校または中学校とする。副免実習(教育実習Ⅱ)でも可。
※5 実習先は、幼児・小学生・中学生に接する施設・現場とする。