経済経営学類における教育は、経済学コース(経済理論モデル、グローバル経済モデル)、経営学コース(地域経営モデル、会計ファイナンスモデル)という2本の柱と、コース横断的なグローバル・エキスパート・プログラムから構成されています。経済経営学類では、学生に「経済学と経営学の専門知識」「エビデンスにもとづいて論理的に思考する力」「フィールドを通じて社会の課題に主体的に取り組む力」「グローバルに思考し実践に進む力」「キャリアを見据え自立し協働する力」を卒業までに身につけてもらいたいという、教育理念・目標を掲げています。
カリキュラムには、入学と同時に所属するスタートアップセミナーから問題探究セミナー、第4セメスターから所属することになる専門演習まで、少人数で学ぶ場が多く用意されています。これらの場を利用して、コミュニケーション力(多様な考えを聞く力、他者に対して説得的に意見を伝える力)、情報収集・整理能力、他者と協働する力を磨いてほしいと思います。
『学修案内』には、経済経営学類の学生のみなさんが卒業までにどのような科目を履修し、必要な単位を積み重ねればよいのか、そのメニューとルールが記載されています。高校までとは異なってセメスターごとの時間割は、学生のみなさんそれぞれが自らの学問的関心にしたがって主体的・能動的に組み立てる必要があります。これまでには見えてこなかった新しいものの見方を体得したり、広い視野を持った判断ができるようになったりと、大学で学ぶことの意義は非常に大きいです。本学類を卒業するとき、ここでの学びがみなさん一人一人の成長した姿となって現れることを期待しています。
(経済経営学類長 井上 健)