本学類の掲げるDPの到達度について、学生が自己評価できるように、以下のような学修到達度表(学類DPルーブリック)を定めています。
項目 | 内容 | 4 応用レベル |
3 実用レベル |
2 ミニマムレベル |
1 スタートレベル |
0 克服すべきレベル |
最新の専門知識及び技術 (専門知識・技術) |
人間の発達を支援する教育及び文化についての専門知識や技術を身につけている | 専門分野に関する知識・技術が十分に身についており、非専門とする者に説明することもできる | 専門分野に関する知識・技術がある程度身についており、同じ分野の下級生などに助言することもできる | 専門分野に関する知識・技術の基礎・基本が身についており、専門分野に関する情報を自力で収集することができる | 学類・コースで学修できる専門分野の概要を知っており、高校までの学びとのつながり(系統性)を理解している | 学類・コースで学修できる専門分野と高校までの学びとの関係が理解できていない |
本質を見極めるための教養と学際性 (教養と学際性) |
現代的課題や地域的課題への問題意識をもち、個々の事象を複数の観点から捉えることができる | 現代的課題や地域的課題を幅広い教養で受け止め、自身の専門分野を活かしつつ学際的に探究することができる | 自身の専門以外の分野に関する知識・技術を理解しており、現代的課題や地域的課題について複眼的に思考することができる | 現代的課題や地域的課題に関心を持ち、人文・社会・自然の各分野に関する基礎的知識・技術をバランスよく学んでいる | 高校までの学びと大学での基盤教育を関連づけながら、人文・社会・自然の各分野についてより深く学んでいる | 大学の基盤教育が高校までの学びの延長上にあることを理解していない |
協働的な問題探究 (社会的スキル) |
人や文化の多様性を理解し、共感的態度をもって、価値観や考え方の違いを超えた関係を形成するスキルを身につけ活用することができる | 高度な社会的スキルが身についており、価値観や考え方の異なる他者と協働して問題を探究・解決することができる | 価値観や考え方の違う多様な人々と協働し、自身の役割を意識して参加することができる | 価値観や考え方の違う多様な人々と共感をもって接することができる | 人や文化の多様性を理解することができる | 人や文化の多様性に対する理解が不十分である |
社会の改善につなげる創造性 (認知的スキル) |
学問固有の問いの立て方、ものの見方、思考法を身につけており、それらを活用しつつ社会の改善に向けて深く探究したり効果的に表現したりすることができる | 専門的で高度なスキルが十分に身についており、それらを活用しつつ社会の改善に向けて深く探究したり効果的に表現したりすることができる | 専門的で高度なスキルがある程度身についており、それらを活用しつつ問題の解決に向けて考察することができる | 汎用的・基礎的なアカデミックスキルが十分に身についており、それらを活用しつつ問題の解決に向けて考察することができる | 汎用的・基礎的なアカデミックスキル(課題設定、情報の収集と分析、発表・報告などに関する知識・技術)を理解している | 学問には、課題設定、情報の収集と分析、発表・報告などに関する知識・技術が必要であることを理解していない。 |
市民としての主体的態度 (態度や価値観) |
人間の発達を支援する者としての自覚をもち、人間の発達や文化の発展に寄与しようと努力する | 人間の発達や文化の発展のために何ができるかを自覚し、主体的に社会へ貢献しようとする強い意思と意欲をもっている | 大学での学修と現代社会との関係を理解し、人間の発達や文化の発展のために何ができるかを真摯に探ろうとしている | 上記の4つのディプロマ・ポリシーを計画的、継続的に身につけようと努力している | 上記の4つのディプロマ・ポリシーを理解し、どのように身につければよいかを主体的に探ろうとしている | 上記の4つのディプロマ・ポリシーを身につけようとする意思や意欲を欠いている |
1~4の尺度は、1年~4年の各学年で学修すべき目標に対応しています。