行政政策学類には、本学類の教員と学生・院生を中心に構成される学術研究団体として、行政社会学会が置かれています。
行政社会学会は、本学類の教員と学生・院生の研究、学習活動の向上を目的として、次のような活動を行っています。
この雑誌は本学会の機関誌であり、本学類の教員が執筆した論説や研究ノートなどを収録します。
また院生会員・特別会員にも投稿の途がひらかれています。院生会員は、大学院在学中及び大学院修了後2年間(資格継続期間)は、論説投稿資格を有します。また、資格継続期間を過ぎた場合でも、特別会員になれば、論説投稿資格が与えられます。
年4回(原則として6月、9月、12月、3月)発行されるこの『行政社会論集』は、本学類の教員を中心にその研究成果を内外に示し、本学類への社会的評価を高めていくうえで大きな役割を果すものと考えられています。また、本誌を通じて、学生の皆さんは、本学類の教員がどのようなテーマに関心をもち、どのような研究を行っているのかを知ることができます。学生と教員の研究面での交流を深める上でも、本誌は大きな役割を果すことになるでしょう。
各学界の第一線で活躍している方を講師に招き、学生の皆さんを対象とする学術講演会を年に数回開催しています。講師は、本学類の教育研究に関連する分野の著名な学者や学界で注目されている新進気鋭の研究者などを予定していますが、講師及び講演テーマについては学生の要望も聞きながら決めていきたいと考えています。学術講演会への参加は、皆さんの学習にとって大きな刺激となるでしょう。
また、令和元(2019)年度から、行政社会学会の研究活動の増進および学術発展をはかるため、学生の皆さんによる学術講演会の企画を募集しています。優れた企画には学会から助成金を支給し、活動を支援します。毎年、募集要項が発表されますので、それをご覧の上、積極的に応募してください。
学生の学習・研究成果等の発表の場として、年1回、学生論集『嶺風』を刊行しています。この雑誌は、学生が自ら企画・編集に当たるもので、学生の自主的学習・研究活動を活発にするうえで大きな役割を果たしています。平成5(1993)年からは、優れた論文に賞金が与えられる懸賞論文制度が設けられています。また、学生の活動を紹介するタブロイド判『嶺風の小部屋』の発行も、平成27(2015)年度より始まりました。学生の皆さんの自発的な投稿と編集活動への参加が大いに期待されます。
『行政社会論集』の発行や学術講演会の開催は主として教員の幹事が行うことになりますが、学生も学生論集の発行や講演会の要望の集約その他の仕事を行うことになります。本学会の組織は次の通りです。
(1) 会 長 学類長
(2) 評 議 員 本学類の教員全員
(3) 幹 事 評議員の互選によって若干名を選出する。
(4) 学生委員 学生の互選により若干名を選出する。
(5) 監 査 教員から2名。
その外、学会の事業、組織については、学会規則を参照して下さい。