本プログラムは、原子力発電所災害をきっかけとして関心が高まった放射線について、科学的に理解し対応することのできる人材の育成を目指したものです。このプログラムでは「放射線取扱主任者」資格レベルの放射線科学に関する専門領域科目について、単位修得を課しています。プログラムに参加する場合には1年次末に登録届けを提出してください。登録期日等については別途案内します。
プログラム習得に必要な単位を修得することにより、「放射線科学専修プログラム修了」の認定を受けることができます。「第2種放射線取扱主任者」資格レベルの基礎を養うことを目的としており、3年次以降に同資格試験を受験することを推奨しています。そのため、プログラム参加者には正規の授業科目以外にも実力を養成するための研修会などを機会に応じて呼びかけます。また、より高度な「第1種放射線取扱主任者」資格に挑戦したい場合には別途に演習指導を行います。
授業科目名 | セメスター | 単位数 | 履修方法 | 必要単位数 | 備考 | |
専門基礎(必修) | 数学Ⅰ(解析学) | 1 | 2 | 必修 | 16 | |
物理学Ⅰ(力学) | 1 | 2 | 必修 | |||
化学Ⅰ | 1 | 2 | 必修 | |||
生物学 | 1 | 2 | 必修 | |||
地球科学 | 1 | 2 | 必修 | |||
数学Ⅲ(統計学) | 2 | 2 | 必修 | |||
物理学Ⅱ(電磁気学) | 2 | 2 | 必修 | |||
化学Ⅱ | 2 | 2 | 必修 | |||
専門(必修) | 分析化学 | 3 | 2 | 必修 | 8 | |
量子力学 | 4 | 2 | 必修 | |||
保全遺伝学 | 4 | 2 | 必修 | |||
放射線科学 | 5 | 2 | 必修 | |||
専門(選択) | 環境衛生科学 | 3 | 2 | 選択 | 6 | |
物理学実験 | 3 | 2 | 選択 | *1 | ||
化学実験Ⅰ | 3 | 2 | 選択 | *1 | ||
計測工学 | 4 | 2 | 選択 | |||
機器分析 | 4 | 2 | 選択 | |||
合計 | 30 |
※1:本プログラム参加者は所属するコースの実践科目でなくても履修可能(人数制限有)