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共生システム理工学類

履修に関する基本的事項

学修案内はみなさんが卒業するために、あるいは各種資格を取得するために必要な履修方法などの情報を掲載しています。よく読んで、それぞれの「履修計画」を立ててください。
各学類には、卒業要件として履修基準表が示されています。履修基準表では、「接続領域」「教養領域」「問題探究領域」で構成される「基盤教育」と「専門教育」「自由選択」で大きく3つに区分されています。基盤教育とは、⼤学での学修の基礎を築くとともに、よりよい社会を築くための現代的教養を⾝につけ、問題発⾒・追究・解決の基本を⾝につけることを念頭に置いた区分です。専門教育とは、基礎的科⽬の履修を重視しつつ,各学類・コースの教育⽬的,⼈材育成の⽬的を達成するために⾝につける専⾨的な知識や技術を学ぶための区分です。自由選択は、他学類や他コースの科目を横断的に履修するなどして学際性の幅を広げることを念頭に置いた区分です。
学修案内に記載されない個別の連絡事項については、学類ごと所定の掲示板に掲示しますので、毎日立ち寄り確認してください。授業担当教員からの連絡事項などLiveCampusライブキャンパス/教務事項を含む統合WEBシステム→以降、「LC」と省略します)の案内のみの場合もあるので、こちらも1日1回は確認してください。
学修案内の記載事項や掲示を見落として単位が修得できず、卒業や資格取得ができなくなったとしても、それはみなさんの自己責任となります。不明な点があれば、電話での回答は行いませんので、教務課の各学類係に直接確認してください。
学修案内の修正、変更は随時行います。掲示やLCでお知らせしますので、確認漏れのないようにしてください(4月・10月のセメスター始めは教室変更など多数の連絡事項が予想されます)。

1.授業時間帯、セメスターについて

(1)授業時間(単位の計算方法)

大学にも時間割がありますが、時限ごとに配置された授業を選択し、学生それぞれが「自分だけの時間割」を作成する必要があります。
授業は通常週1回分が90分単位で行われ、これを1コマ(時限)の授業と呼んでいます。大学の単位の計算基準は「大学設置基準」に定めがあります。本学では講義科目の場合この1コマの授業を「2時間」として計算し半期15週で総授業時間数は30時間で2単位となります。大学設置基準第21条で当該授業のほかに「授業時間外に必要な学修等を考慮」とあるように、自学自習やレポート作成等の学修の時間をも考慮していることを理解してください。

授業時間表
曜日
時限
月~金曜日 土曜日
1時限 8:40~10:10 ※土曜日は、昼間開講科目の授業を行わない。
2時限 10:20~11:50
(昼休み) (11:50~13:00)
3時限 13:00~14:30 13:00~14:30
4時限 14:40~16:10 14:40~16:10
5時限 16:20~17:50 16:20~17:50
6時限 18:00~19:30 18:20~19:50
7時限 19:40~21:10

※ 専門科目の一部を夜間主の授業時間帯(6・7時限)に開講することがありますので、注意してください。
※ 夜間主の授業は、通常、6・7時限に行われます。土曜日は、通常、3・4時限を利用して行われます。

(2)セメスター

本学では学年制は取っていませんので、在学経過年とともに自動的に学年(年次と呼ぶ)が進行します。在学しなければならない4年間を年2期(4~9月を前期、10~3月を後期)に分け、各期を「セメスター」と言います(4年間で計8セメスターとなる)。
このため、1年次前期は第1セメスター、同後期は第2セメスターとなり、順次進行してゆくことになります。
ただし、食農学類生については、各年次における進級要件が定めてあるため、進級要件を満たせなかった場合は、当該セメスターに留め置かれることになります。

2.履修科目の登録手続きについて

(1)授業を履修するには、必ず履修登録をしなくてはなりません。履修登録は、インターネットに接続された学内外のパソコンから、「LC」に接続して行います。詳しくは、入学式後のガイダンスで配付した「共通ガイドブック」を参照してください。なお、「LC」はパソコンでの使用を前提としたシステムであり、スマートホンやタブレットでの動作は保証していません。ID・パスワードを忘れた場合は、総合情報処理センター1階・リフレッシュルームにあるパスワード再発行機で手続きをしてください。なお、電話での問い合わせには応じられません。

(2)定められた期間内に登録をしなかった授業科目については、いかなる理由があっても受講することは認められませんので注意してください。

(3)基盤教育科目や専門教育科目の一部には受講者の人数を制限する科目もありますのであらかじめ所定の手続きをとってください。

(4)特定の授業科目を履修した後でないと受講できない等の制限が設けられている科目もありますので、学修案内時間割表等で確認の上、登録するよう注意してください。

(5)次の場合、履修登録の際「LC」でエラーとなり、履修は認められませんので注意してください。
①二重履修・・・同一時限に同時に開講する2つ以上の授業科目を履修すること。
特に、集中講義の日程が重ならないように注意してください。
②すでに修得した授業科目(入学前の既修得単位として認定された科目を含む)と同一の授業を再び履修すること。
③同時履修・・・同一の授業科目を同一の学期に複数受講すること。

(6)履修登録期間
履修登録期間は教務関係日程表を参照してください。期間内に履修登録と履修登録内容の確認(「LC」の時間割表画面で)を行ってください。

(7)受講調整
授業科目の中には、教室の収容人員の都合上、受講者を制限するものがあります。
特に基盤教育の授業科目の受講調整は、毎年一定の手続きにしたがって行われます。詳細は接続領域教養領域、それぞれの履修方法の説明で確認してください。専門教育科目でも同様に、受講者を制限する場合があります。詳細は各学類の学修案内で確認してください。また入学時におこなうガイダンスや掲示でも説明をおこないますので、必ず指示にしたがってください。調整対象となった科目は、受講許可を得なければ履修登録ができなくなるので十分に注意してください。

3.試験及び成績について

(1)試験及びレポートについて

① 試験について
試験には、厳格な規則(試験規則など)が適用される正規試験と、担当教員の判断で随時行われる平常試験があります。正規試験を欠席した場合には、追試験または履修撤回の手続きが認められた場合を除き、自動的に不合格となります。正規試験は、授業期間終了後の決められた期間(教務関係日程表参照)に実施されます。
正規試験を実施する科目は試験期間開始日の2週間前までに、正規試験の日程は試験期間開始日の1週間前までに発表されます。試験の時間割は、通常の授業の曜日・時間帯・教室等と異なる場合が多いので十分注意してください。

試験期間の授業時間表
曜日
時限
月~金曜日 土曜日
1時限 8:40~10:10 ※土曜日は、昼間開講科目の試験を行わない。
2時限 10:25~11:55
(昼休み) (11:55~12:45)
3時限 12:45~14:15 13:15~14:45
4時限 14:30~16:00 15:00~16:30
5時限 16:15~17:45 16:45~18:15
6時限 18:00~19:30 18:45~20:15
7時限 19:45~21:15

また、試験日程発表後に教室や実施日が変更になる場合もありますので、試験期間中の掲示には特に注意してください。

正規試験を受験する際の諸注意事項は、学生受験心得に定められていますので、受験の前に熟読しておいてください。また、福島大学試験規則も同様に熟読してください。さらに、以下の事項にも留意してください。

追試験制度

病気その他やむを得ない事情により正規試験を受験できなかった場合は、追試験を認めることがあります。追試験の受験を申請する者は、所定の期間に追試験受験願を提出しなければなりません。その際に、病気の場合は医師の診断書、公共交通機関の遅延の場合は遅延証明書が必要となります。
公共交通機関の突発的な事故等による追試験は、以下を条件として認められることに注意してください。

  • 試験開始5分前に余裕をもって間に合うように、通常の公共交通機関を利用して登校しつつあったが、当該事故等によって試験開始時刻に遅れた。
  • 当該事故等について、試験日程の変更や試験開始時刻の変更などの措置がとられなかった。
不正行為に対する処分

不正行為(カンニング等)を行った場合、当該科目だけでなく、そのセメスターの履修登録がすべて取り消しになるほか、学則に基づき懲戒処分を受けることになります。

学生証の携帯

学生証を携帯しなければ正規試験を受験することはできません。筆記試験の時間中は、学生証を机上の見やすいところに置いてください。

②レポートについて

正規試験としてのレポート試験は、筆記による正規試験と同様の扱いとなります。すなわち、未提出者は正規試験を欠席したものとみなします。
上記以外のレポート(平常レポート)は、科目ごとの指示に従ってください。教務課窓口へ提出する場合は、教務課事務室前に設置されている平常レポートボックスに入れてください。なお、期限、提出時間を過ぎたものは受け付けません。
レポートの体裁は、レポート試験・平常レポートともに必ず次のような表紙をつけ、担当教員から特に指示があった場合を除き、A4版400字詰横書き原稿用紙を用い、複数枚の場合は必ずステープラー(ホチキス)で綴じて提出してください。

表紙見本(本文は2枚目からとする)

レポート作成の際の注意事項

文献・電子書籍やインターネットの記述をレポートに利用する際には、利用した箇所が明らかになるように、必ず出典を明記してください。
以下の行為は不正行為です。絶対に行ってはいけません。→「研究倫理に関して」を参照
◆作成者の許諾のあるなしに関わらず、他人が作成したレポートを盗用し、自分が作成したものと偽って提出すること。
◆出典を明らかにせずに、文献やインターネット上の記述/電子書籍の内容をコピーし、レポート作成に利用すること。
 特に、インターネット上の記事を、出典を明らかにせず、単に「コピー/貼り付け」にて作成することは、著作権を侵害するという点で社会的にも許されない行為です。数個の記事を組み合わせてコピーした場合でも同様です。レポート作成において、文献やインターネット上の記事を利用する際のルールについてわからない場合には、担当教員に相談してください。

(2)単位の認定及び成績評価について

 本学の単位の認定は、各科目について次の5段階で評価し、S~Cを合格とします。各科目の評価方法等は、シラバスに明示されています。
 単位の認定は、正規試験としての筆記試験やレポートによるばかりでなく、平常試験や平常レポート等で行われることもあります。

評語 学修成果 評点 GP
合格 S 単位認定基準を満たし、かつすべての項目で優秀な学修成果をあげた 90点~100点
A 単位認定基準を満たし、かつ多くの項目で優秀な学修成果をあげた 80点~89点
B 単位認定基準を満たし、かついくつかの項目で優秀な学修成果をあげた 70点~79点
C 単位認定基準を満たす最低限の学修成果をあげた 60点~69点
不合格 単位認定基準の学修成果をあげられなかった 59点
以下

  ※GP(Grade Point)については、以下「4.GPA制度について」を参照してください。

単位認定上の注意事項
  • 授業料を所定の期間に納入しなかった者(授業料全額免除者を除く)が履修する科目の単位認定は、授業料の納入が確認された後に行います。したがって、授業料未納によって除籍された者が当該年度(学期)に履修した科目は、単位を認定しません。
  • 集中講義の単位認定『学期』について
    集中講義の日程ならびに単位認定『学期』については、履修登録手続き前に掲示します。開講日程(時間帯)が重複している場合は、二重履修となり履修できません。

(3)成績発表について

 各セメスターの成績発表日以降、「LC」で成績を確認することができます。各セメスターの成績発表日以降に当該セメスター分が追加されますので各自必ず確認してください。なお、紙での交付は行っていませんので留意してください。成績の確認は、メンテナンス期間を除き随時可能です。

(4)不服申立てについて

 成績評価について不服がある場合には、セメスターごとの所定の期間内に申立てをすることができます。不服申立ては、「LC」により行います。申請方法等詳細は、掲示によりお知らせします。
 この「不服申立て」に対しては当該授業科目の担当教員が個別に対応します。ただし、非常勤講師担当の授業科目にかかわる「不服申立て」については教務課窓口で対応します。
 成績に対する不服は、単に自分が期待した評価が得られなかったというだけでは、申し立てることはできません。「不服申立て」にあたっては、シラバスの成績評価基準による自己採点と得られた成績評価との間に明らかにギャップがあるなど、不服申し立てを行うに足る合理的な根拠を明確に説明することが必要です。要件を満たさない申立ては不許可となります。

4.GPA制度について

GPAとは何か-「量」より「質」の学修

 卒業するためには、124単位を修得しなければなりませんが、この「単位」は、大学における学修の「量」をカウントするものです。これに対して、GPAとは、大学で修得した単位の「質」(クオリティ)を測定する尺度です。
 GPAは、学生が履修した科目の成績評価(S、A、B、C及びF)をそれぞれ4、3、2、1、0に点数化し(これをGrade Point=GPといいます)、履修科目の1単位当たり平均GPの値を計算します。本学では、例えば奨学金の募集上の基準や研究室への所属決定の際の基準など様々な形で利用されています。また、就職において成績を重視する会社も増えていますので、採用上の判断材料として使われる場合もあるようです。
GPAは、学修の「量」より「質」を求める制度ですので、1セメスター当たりの履修登録単位数を制限するCap制度があります。
GPA制度は、履修登録した授業科目に対する学生の履修責任を前提としています。履修登録撤回の手続きをとらずに、ある科目の学修を途中で放棄した場合には、不合格と同様に扱われ、GPAを大きく引き下げることになります。このようなことにならないように、よく考えて履修計画を立ててください。その際、履修計画の手引きとして、シラバスがあります。シラバスには、その授業科目でどのようなことを学修するのか(授業概要・授業計画)、また学修の達成度をどのように評価するのか(評価方法)が、担当教員によって詳細に示されています。
もちろん、学修の「質」の向上は、学生の努力だけで達成されるものではなく、教員の教育責任も当然の前提となります。授業でよく理解できないところがあったら、オフィスアワーを利用して、直接担当教員に質問をしましょう。また、シラバスに書かれていた「評価方法」に照らして、成績評価に疑問を感じた場合には、授業担当教員に不服申立てをすることもできます。
GPAの最高点は4.0です。より高いGPAを獲得できるように、「量」だけでなく「質」の向上も目標として学修してください。


前頁の表で、S~Cの評価及び不合格Fを4~0に点数化したものをGP(Grade Point)といい、さらに、以下の式によって、1単位当たり平均GPの値を計算したものをGPAといいます。GPAは、小数点第3位を四捨五入し、小数点第2位までの値を計算します。

(注)GPA対象外科目
全学類で共通 自主学修プログラム、インターンシップ、「N」評価科目(他大学等で修得した科目等の認定単位)
人間発達文化学類 特別支援学校教育実習(基礎及び応用)、教育実習(事前・事後指導含む)、保育実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、日本語教育実習Ⅰ・Ⅱ、博物館実習、美術館実習、社会教育課題研究Ⅰ・Ⅱ
行政政策学類 要卒単位に計上されない教職に関わる科目、キャリアモデル学習、コア・アクティブ科目
経済経営学類 要卒単位に計上されない教職に関わる科目
共生システム理工学類 教員免許取得のための科目のうち「教育の基礎的理解に関する科目」、「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」及び「教育実践に関する科目」に該当する科目、学芸員資格取得のための科目のうち「生涯学習社会と学校・家庭・地域」及び「博物館実習(自然系)」
食農学類 要卒単位に計上されない教職に関わる科目、食農実践基礎演習、食農実践特別演習、フードスペシャリスト論、フードコーディネート論、調理学、調理実習(食農)
【GPA関連諸制度】

 GPA制度の下には、これが有効に機能するようにさまざまな制度が設けられています。以下の(1)~(2)の制度を正しく理解していないと、GPAの計算に不利な結果を生ずる可能性がありますので、注意してください。なお、不合格(F判定)の科目を再履修して、C評価以上で合格した場合は、上書きされるので成績証明書には表示されません。教育実習などでの不合格(H)についても同様です。

(1)履修登録上限(Cap)制度について

 本学では、単位修得に必要な予習・復習の時間を確保し、さらに、受講科目の「単位認定基準」が達成されるように、セメスターごとに履修登録できる単位数の上限を設定しています。これを「Cap制度」といい、以下のようになっています。

1セメスター当たり24単位。(共生システム理工学類のみ30単位)

(注)Cap除外科目
全学類で共通 集中講義、自主学修プログラム、インターンシップ、外部検定試験や海外留学・語学研修、単位互換科目など、学外での学修が単位として認定される科目
人間発達文化学類 教職に関わる科目(免許取得を希望する教職登録者のみ。ただし、1年次は希望しない学生でも対象科目は除外)
行政政策学類 要卒単位に計上されない教職に関わる科目、社会教育課題研究、社会福祉課題研究、考古学実習、古文書学実習、博物館実習、コア・アクティブ科目、中国語コミュニケーション、英語コミュニケーション、English Presentations
経済経営学類 要卒単位に計上されない教職に関わる科目
共生システム理工学類 教員免許取得のための科目のうち「教育の基礎的理解に関する科目」、「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」及び「教育実践に関する科目」に該当する科目、学芸員資格取得のための科目のうち「生涯学習社会と学校・家庭・地域」及び「博物館実習(自然系)」
食農学類 要卒単位に計上されない教職に関わる科目

※行政政策学類夜間主生については、行政政策学類夜間主学修案内「授業の履修について」も参照すること。

(2)履修登録撤回制度について

履修登録をした科目について、授業内容が予想していたものと違っていた、または授業についていけない、などを理由にして所定期間内に手続きをした者に、履修登録撤回を認める制度を「履修登録撤回制度」といいます。
これは、上記のような場合に、学生の自主的な履修登録撤回によって、低いGPを取得しGPAが低下することを回避するための措置です。今年度は下記の期間内に行います。

履修登録撤回期間

《前 期》  5月16日(木)~17日(金)
《後 期》 11月 7日(木)~ 8日(金)
集中講義については、集中講義開始日の翌日まで履修登録撤回を認めます。ただし、食農学類開講の「畜産学特別実習」と「森林特別実習」については、履修登録撤回は認めません。また、共生システム理工学類の実習関係の集中講義に関しては,6月30日までを撤回期日とします。

 履修登録撤回は、学生の履修計画を前提とした例外的な措置であるので、ある科目を履修撤回した場合に、代わりに別の科目を追加登録することはできません。
なお、履修登録撤回の手続き期間経過後から授業期間の最終日(集中講義の場合はその最終日)までに、病気や事故などやむをえない理由で、履修登録をした科目の受講を継続することが困難になった場合などは、例外的にさかのぼって履修登録撤回を認めることがあります。入院していた証明書などを添付の上、授業期間の最終日(集中講義の場合はその最終日)までに、教務課へ申請する必要があります。

(注)履修登録撤回を認めない科目
全学類で共通 受講調整実施科目、スタートアップセミナー、キャリア形成論、健康運動科学実習、英語A、英語B、英語(夜間主)、英語以外の外国語(基礎、基礎(特設)、応用)、スポーツ実習、情報リテラシー、問題探究セミナーⅠ
人間発達文化学類 問題探究セミナーⅡ、卒業研究科目
行政政策学類 必修科目
経済経営学類 「全学類で共通」欄のとおり(専門科目における制限は無し)
共生システム理工学類 必修科目
食農学類 すべての専門教育科目
※ただし、集中講義(「畜産学特別実習」、「森林特別実習」を含まない)を除く

5.シラバスについて

 「シラバス (syllabus)」とは、「授業計画」のことで、授業名、担当教員名、講義目的、各回の授業内容、成績評価の基準や方法、予習・復習についての指示、教科書・参考書、履修条件などが記載されています。学生のみなさんは、履修計画の参考に使うほか、授業期間全体を通じた授業の進め方を確認し、各回の授業に求められる予習・復習の参考にすることができます。
 履修計画を立てる際には、まず年度始めのガイダンス、学修案内によりその年度にどの科目を受講すべきか、受講可能であるかを確認します。学修案内の科目一覧には、授業の詳細な内容までは記されていませんので、シラバスを参照して履修計画を立てて行くことになります。受講時には授業全体に対する現在の授業の位置づけの確認したり、予習・復習のためのアドバイス、参考書などが勉強の参考になりますので、必ず自分の目で確認してどんどん活用してください。
 また、シラバスには当該科目に関連するDP(ディプロマポリシー)の各項目の割合が示されています。後段で説明がありますが、各学生の学修履歴の記録やふり返りなどのツールとしてラーニング・ポートフォリオ(Lポートフォリオ)上で活用するためのものです。個々の授業を履修する際に特に意識する必要はありませんが、DPの各割合に応じてポイントが算出されるので、単に科目の単位(評価)だけでなく、DPの達成度も客観的に計ることが可能です。Lポートフォリオでは入学時・各セメスター・卒業時に、自己評価、授業評価を行い、それを4年間積み上げ、卒業までの自己の成長を記録します。

(1)「LC」のシラバス 

 福島大学では、学生の履修登録システムとして「LC」を導入していますが、履修登録時や授業履修時に参考になるように、各授業のシラバスも「LC」から閲覧できるようになっています。「LC」にログインし、「シラバス」の項目から履修したい授業科目を検索して参照してください。
なお、自宅やアパート等、大学外から「LC」のシラバスを参照したい場合は、https://kyoumu.adb.fukushima-u.ac.jp/より「LC」を選択し参照してください。

(2)詳細シラバス

教員によっては、授業の最初の時間に、「LC」に掲載したシラバスに加え詳細なシラバスを配付する場合があります。また、授業時の資料配付やシラバスの補足などを教員のホームページ等で行っていることもありますので、オンライン版のシラバスや授業時のアナウンスを参考にしてください。

6.オフィス・アワーについて

学生は授業の前後や教員の都合の許す時間帯に、履修上の相談や授業に関する質問等をすることが出来ますが、「オフィス・アワー」とは、教員(非常勤講師を除く)が研究室等において、そうした相談や質問に応じるため、あらかじめ設定されている時間帯のことです。各教員は、毎週特定の時間帯をオフィス・アワーとして設定し、研究室等に待機しています。学生のみなさんは、オフィス・アワーを利用して研究室を訪れ、いろいろな質問や相談をすることができます。
大学の授業は、一般に、15回にわたって体系的に構成されているため、一つの疑問点をそのままにしていると、授業全体が理解できなくなるおそれがあります。まさに、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。また、疑問点を質問するばかりでなく、オフィス・アワーを利用して、その授業科目のより発展的な勉強をするのにはどうすればよいか、担当教員にアドバイスを求めるのもよいでしょう。各教員オフィス・アワーの時間・場所等についてはシラバスで調べることができます。

7.その他履修上の注意点

①各セメスターの所定の期間に「履修登録」に関わる一連の手続きを怠った場合、当該セメスターの履修を認めないので、注意してください。

②各科目の履修方法等に従い履修してください。これに反する履修は認めません。違反した場合、単位の修得ができなくなる場合があります。

③指定された履修年次(セメスター)で単位を修得しないと、以降の学年での履修計画に支障を来すことがあるので、注意してください。

④出席不良により、正規(平常)試験の受験を認めないことがあるので、注意してください。

⑤講義等の録画・録音は、原則として認めません。ただし、真にやむを得ない場合は、担当教員の許可を得た上で認めることがあります。