食農学類では、所定の単位を修得し、定められた手続きを行うことで食の6次産業化プロデューサーのレベル認定を受けることができます。
本学類で認定を受けられるのは、レベル1~レベル2までです。
時間割の都合などで、4年間では他の資格や教員免許との同時取得はできない場合がありますので注意してください。
食の6次産業化を担う人材の認定・育成を目的としています。
生産(1次産業)、加工(2次産業)、流通・販売・サービス(3次産業)の一体化や連携により、
地域の農林水産物を活用した加工品の開発、消費者への直接販売、レストランの展開など、食分野で新たなビジネスを創出するための職能レベルを認定します。
レベル認定を受けるには、「わかる」と「できる」のレベル判定を揃える必要があります。
(レベル1認定の場合は、「わかる」のみで認定を受けることができます)
「わかる」・・・本学類で認定されている「育成プログラム」を受講することが必要
「できる」・・・各自で「できる」申請書の作成・提出が必要
本学類では、以下の「わかる」育成プログラムを実施しています。
・レベル1
・レベル2(事業主・法人スタッフ)
・レベル2(支援スタッフ)
それぞれのプログラム詳細は以下のとおりです。
それぞれ希望するプログラムの科目を単位修得してください。
食プロレベル2の取得を目指す場合は、レベル1・レベル2のプログラムを両方受講してください。
以下の科目を全て単位修得してください。
科目名 |
履修セメスター |
備考 |
食品科学概論 |
1 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
農業生産学概論 |
1 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
農場基礎実習Ⅰ |
1 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
農業経営概論 |
2 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
農場基礎実習Ⅱ |
2 |
問題探究領域科目(問題探究セミナーⅠ) |
以下の科目を全て単位修得してください。
※「農業経営学コース」に所属していることが望ましいです。
科目名 |
履修セメスター |
備考 |
食品科学概論 |
1 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
農場基礎実習Ⅰ |
1 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
農業経営学 |
3 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
フードシステム論 |
4 |
コース専門科目(農業経営学コース) |
食品マーケティング論 |
5 |
コース専門科目(農業経営学コース) |
アグリビジネス論 |
6 |
コース専門科目(農業経営学コース) |
以下の科目を全て単位修得してください。なお、同プログラムの科目は変更となる可能性があります。在学中に同科目が変更となった場合は、LiveCampusU等でその旨お知らせします。
※「農業経営学コース」に所属している必要があります。
科目名 |
履修セメスター |
備考 |
食品科学概論 |
1 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
農場基礎実習Ⅰ |
1 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
農業経営学 |
3 |
学類共通専門基礎科目(農学リテラシー) |
フードシステム論 |
4 |
コース専門科目(農業経営学コース) |
食農実践演習Ⅰ |
3 |
学類共通演習科目 |
食品マーケティング論 |
5 |
コース専門科目(農業経営学コース) |
農業経営学演習Ⅰ |
5 |
コース専門科目(農業経営学コース) |
食農実践演習Ⅱ |
5~6 |
学類共通演習科目 |
アグリビジネス論 |
6 |
コース専門科目(農業経営学コース) |
農業経営学演習Ⅱ |
6 |
コース専門科目(農業経営学コース) |
それぞれのプログラム修了後、修了証を発行します。
この修了証を用いて、「わかる」レベルの申請を行うことになります。
本資格を取得するには、いくつかの手続きが必要になります。それぞれの方法についてよく確認するようにしてください。
「わかる」及び「できる」のレベル申請などは、申請者IDを用いて各自のマイページから行うことになります。
このID取得及びマイページの登録を、各自以下【資料①】を参考にして行ってください。
1年次3月の修了証発行前までに、教務課へ申請者IDを報告するようにしてください。
この申請者IDがないと修了証の発行はできません。
【資料①】
https://www.6ji-biz.org/process.html
レベル認定のプロセス
→≪食Pro.の資料ダウンロード≫
→「新たなビジネス人材を創る ~国家戦略プロフェッショナル検定食の6次産業化プロデューサー(食Pro.)~」―制度紹介と申請方法のご案内― をDL
→「マイページ登録・申請者ID取得」のページを確認してください。
「わかる」レベルの判定を受けるには、「わかる」育成プログラム受講後に発行される修了証を用いて申請を行う必要があります。
申請には、「個人申請」と「団体申請」があります。
修了証の有効期限は、発行から1年間です。この期間を過ぎると申請に使用できなくなりますので注意してください。
・「個人申請」
レベル1の申請は、各自希望者で「個人申請」の手続きをしてもらいます。
手続き詳細は、前述の【資料①】内「レベル1の個人申請」、「レベル2の個人申請」箇所を確認してください。
・「団体申請」
団体申請は、希望者が10名以上いる場合に大学でとりまとめの上申請を行います。
レベル2の申請は、この団体申請を予定しています。(希望者が10名未満の場合は、「個人申請」になります)
手続き詳細は、前述の【資料①】内「レベル2の団体申請」箇所を確認してください。
「できる」レベルの判定を受けるには、「できる」判定用の申請書類を各自で作成し、マイページから提出する必要があります。
手続き詳細は、前述の【資料①】内「「できる」判定用申請書類作成」箇所を確認してください。
なお、「できる」申請書を作成する前に、申請予定者を集めた申請書の書き方相談会を開催する予定です。
この相談会に参加した上で、各自書類の作成を進めてください。
また、申請書を作成する際には、以下の【資料②】も参考にしてください。
【資料②】
https://www.6ji-biz.org/relation.html
お役立ち情報
→食の6次産業化プロデューサー基幹教則本(食Pro.本)
各レベルの判定を受けるには、審査手数料の支払いが必要です。
個人申請の場合は、各自振込を行ってください。団体申請の場合は、申請者から集金の上、大学で一括振込を行います。
審査手数料の金額は以下のとおりです。(2019年10月1日改訂)
審査手数料 |
「わかる」審査手数料 |
「できる」審査手数料 |
|
レベル1 |
5,500円 |
- |
- |
レベル2 |
16,500円 (14,000円) |
5,500円 (3,000円) |
11,000円 |
※()内の数字は、団体申請の場合の金額です。
レベル認定までのおおまかな流れは以下のとおりです。
1年次4月 |
新入生ガイダンス内で食プロ資格について説明 |
1年次1月 |
食プロ資格取得希望者の受付 ※以降、追加での受付は無し(取り下げは可) |
1年次1月 |
申請者IDの各自取得を案内、IDの収集 |
1年次3月 |
後期成績発表後、レベル1修了証の発行 食プロ事務局へ修了者情報(申請者ID含む)の報告 |
2年次10月 |
コース配属決定後、レベル2取得希望者の受付 ※以降、追加での受付は無し(取り下げは可) レベル1取得希望者は、各自レベル1申請 |
3年次3月 |
後期成績発表後、レベル2修了証の発行 食プロ事務局へ修了者情報(申請者ID含む)の報告 |
4年次 |
申請受付期間中に食プロわかるレベル2団体申請 |
4年次 |
「できる」申請書書き方相談会開催(レベル2取得希望者対象) |
4年次 |
レベル2取得希望者は各自でマイページから「わかる」「できる」レベル申請 |
本資格の取得を希望する場合は、上の表に記載されている「食プロ資格取得希望者の受付」及び「レベル2取得希望者の受付」で申請を行ってください。
この受付以降は、追加での申請を受け付けません。申請後は、各自で所定の科目の履修を進めてください。
2年次10月に農業経営学コースに進めなかった学生で、食プロレベル1の取得を希望する場合は、この時点でレベル1の申請を行うようにしてください。