本学類では、授業の理解度を評価する正規試験に加え、学年末にラーニング・ポートフォリオとともに達成度評価(課題論文と面談)を実施します。クラス担任・副担任等が学生と面談し、修学状況を点検し、学修について助言します。
これにより、正規試験でははかれない学生の達成度を評価し、学生はこの達成度評価により、自らの進路の具体化を促す目標とします。
ディプロマ・ポリシーの達成度は、学生は随時、ルーブリックによって自己評価することができます。また、学生の授業科目の成績評価にあたってもルーブリックが活用されます。
最終的なディプロマ・ポリシーの達成度は、4年次のラーニング・ポートフォリオ、卒業論文によって最終評価します。
大項目 | 中項目 | 4 応用レベル |
3 実用レベル |
2 ミニマムレベル |
1 スタートレベル |
0 克服すべきレベル |
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Ⅰ.課題解決志向と実践的な専門知識(DP1) | 農学に関する専門的な知識・技能の理解。 | 専門領域(食品科学・農業生産学・生産環境学・農業経営学)における問題点や課題を十分に理解し、それらの解決に向けて計画と実践を適切に展開している。 | 専門領域における問題点や課題を理解し、それらの解決に向けて計画と実践を展開することができる。 | 専門領域における問題点や課題を理解し、それらの解決に向けて計画と実践を展開する知識や技能をもっている。 | 専門領域における問題点や課題を意識し、それらの解決に向けて計画と実践を展開しようとしている。 | 専門領域における問題点や課題を理解できず、それらの解決に向けた計画と実践をする意識をもっていない。 |
農学に関する専門的な知識・技能について、関連産業や地域社会における具体的な取組の理解。 | 専門領域にかかる知識や知見が、関連産業や地域社会で具体的にどう活用され取り組まれているかを十分に理解し身につけている。 | 専門領域にかかる知識や知見が、関連産業や地域社会で具体的にどう活用され取り組まれているかを理解し身につけることができる。 | 専門領域にかかる知識や知見が、関連産業や地域社会で具体的にどう活用され取り組まれているか理解する知識や技能をもっている。 | 専門領域にかかる知識や知見が、関連産業や地域社会で具体的にどう活用され取り組まれているか理解しようとする意識をもっている。 | 専門領域にかかる知識や知見が、関連産業や地域社会で具体的にどう活用され取り組まれているかが理解しようとする意識をもっていない。 | |
Ⅱ.学際的な理解力とコミュニケーション能力(DP2) | 農学領域を超えた学際的な知識・知見の理解力。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を十分に理解し身につけている。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を理解し身につけることができる。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を理解する知識や知見をもっている。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を理解しようとする意識をもっている。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を理解しようとする意識をもっていない。 |
農学領域を超えた学際的な知識・知見を活用したコミュニケーション能力の涵養。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を十分に活用し、チームワークなどを通して他者との十分なコミュニケーションをとり展開している。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を活用し、他者とのコミュニケーションをとり展開することができる。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を活用し、コミュニケーションをとることができる。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を活用し、コミュニケーションをとろうとする意識をもっている。 | 専門領域を超えた領域における知識・知見を活用し、コミュニケーションをとろうとする意識をもっていない。 | |
Ⅲ.国際的な問題意識とグローバルな知見の応用力(DP3) | 世界の地域固有の課題の理解。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題を十分に理解し身につけている。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題を理解し身につけることができる。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題を理解する知識や知見をもっている。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題を理解しようとする意識をもっている。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題を理解しようとする意識をもっていない。 |
世界の地域固有の課題解決に向けた国際交流や国際意識の涵養。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題の解決に向けて、国際交流や意識をもちながら計画と実践を適切に展開している。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題の解決に向けて、計画と実践を展開することができる。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題の解決に向けて、計画と実践をする知識や知見をもっている。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題の解決に向けて、計画と実践しようとする意識をもっている。 | 専門領域にかかる世界の地域固有の問題点や課題の解決に向けて、計画と実践をしようとする意識をもっていない。 | |
Ⅳ.冷静な分析力と持続的な地域貢献意識(DP4) | 科学的なエビデンスと論理性を大切にする冷静な分析力。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果について整合性を持って論理的に理解し、分析を冷静に展開している。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果について理解し、分析を展開することができる。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果について理解し、分析することができる。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果について理解し、分析しようとする意識をもっている。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果について理解し、分析しようとする意識をもっていない。 |
長期の時間視野からの地域貢献の意義の理解。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果が、長期的時間視野において地域貢献にどう寄与するかを十分に理解している。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果が、地域貢献にどう寄与するかを理解を深めることができる。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果が、地域貢献にどう寄与するかを理解する知識や知見をもっている。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果が、地域貢献にどう寄与するかを理解しようとする意識をもっている。 | 専門領域にかかる知識や知見、自らの実験や研究の成果が、地域貢献にどう寄与するかを理解しようとする意識をもっていない。 |
農学から学んだ専門的な知識・技能の価値について、関連産業や地域社会の具体的な取組との関わりにおいて認識できる。
専門化した農学を学びながらも、領域を超えた学際的な理解力と発信力を培うことで、連鎖総体のレベルアップを常に意識できる。
地域固有の課題の解決に向けた国際比較や国際交流に挑戦できる。
科学的なエビデンスと論理性を大切にする冷静な分析力を身に付けるとともに、長期の時間視野から地域貢献の意義を理解できる。
本学類では、各年次における進級要件を以下のとおり定めています。この要件を満たさない場合は進級することができません。なお、やむを得ぬ特殊な事情があると学類長が認めた場合はこの限りではありません。
進級要件 | |
2年次への進級 | 1年次末時点で要卒単位※数25単位以上 |
3年次への進級 | 2年次末時点で要卒単位数50単位以上 |
4年次への進級 | 3年次末時点で要卒単位数90単位以上 |
※「要卒単位」とは、卒業までに最低限修得しておかなければならない124単位に含まれる単位のことです。
例えば、「教育発達心理学」や「教育実習」などの教員免許のための科目は、
124単位に含まれない要卒外科目のため要卒単位にはなりません。
履修要件を満たし、卒業に必要な単位数(要卒単位数)は124単位です(履修基準表参照)。卒業すると学士(農学)の学位が与えられます。