本学類は、日本やモンスーンアジア等の農林業と食生活を深く理解し、よりよい社会の創造に向けて農学の専門性を活用できる人材を養成するため、「実践性」、「学際性」、「国際性」、「貢献性」の4つの能力の観点からディプロマ・ポリシーを定めています。
農学から学んだ専門的な知識・技能の価値について、関連産業や地域社会の具体的な取組との関わりにおいて認識できる。
専門化した農学を学びながらも、領域を超えた学際的な理解力と発信力を培うことで、連鎖総体のレベルアップを常に意識できる。
地域固有の課題の解決に向けた国際比較や国際交流に挑戦できる。
科学的なエビデンスと論理性を大切にする冷静な分析力を身に付けるとともに、長期の時間視野から地域貢献の意義を理解できる。
本学類の教育課程は、「基盤教育」、「専門教育」、「自由選択」に区分されます。
「基盤教育科目」は学士として身につけておく素養を修得する科目群で構成されています。
「専門教育科目」は「学類共通専門基礎科目」、「コース専門科目」、「学類共通専門科目」、「卒業研究科目」からなります。このうち、「学類共通専門基礎科目」、「学類共通専門科目」は、食農学類で学ぶための素養と農学の基本素養を修得する科目です。また、「コース専門科目」、「卒業研究科目」は、各コース教育で修得する専門性を培う科目です。
「自由選択科目」は学際性の幅を広げるために設けています。
それぞれの科目群は、内容の難易度により順を追って履修するように体系的に配置されています。